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広告費はクレジットカード決済がお得?メリットとおすすめカードを解説

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広告費はクレジットカード決済がお得?メリットとおすすめカードを解説
現在WEB広告の運用・配信を検討されている方のなかには、決済方法をどれにするのか悩んでいる方も多いでしょう。
広告媒体によっては銀行振込なども可能ですが、一般的な決済方法はクレジットカードです。
今回は広告運用の決済方法をテーマに、クレジットカードとその他決済方法の比較、おすすめのクレジットカードについて解説します。

WEB広告の決済はクレジットカードがおすすめ

結論から言うと、WEB広告を運用する際の決済方法はクレジットカードがおすすめです。
その理由を解説するために、まずは媒体別に対応している決済方法を紹介します。

WEB媒体別の支払い方法一覧

媒体 クレジットカード 銀行振込 その他
Google・ YouTube
○※
コンビニ、Pay Easy(ペイジー)
Yahoo! ×
Facebook・Instagram ×
PayPal
LINE × ×
Twitter ×
※利用条件あり

表のとおり、全ての媒体でクレジットカード決済が可能です。また、どの媒体においてもその利便性の高さからクレジットカードを推奨しています。
それぞれの媒体について詳しく見ていきましょう。

Google広告・YouTube広告の支払い方法
Google広告(YouTube広告)には支払い方式が3種類あります。

➀自動支払い:自動課金から30日後または設定金額に達した場合に自動的に課金
②手動支払い:任意の時点で料金を前払い。広告が掲載されて費用が発生すると、前払いした金額からその費用が差し引かれる
③毎月の請求書発行:発生した費用に対して請求書が届き、その金額を銀行振込で支払う

上記の3種類ありますが、新規アカウントで広告を運用する場合は「②手動支払い」は利用できません。以前は選択できましたが、現在は「自動支払い」の設定が必須となっています。ちなみに、手動支払いでは、決済方法としてクレジットカードのほかに、コンビニエンスストアまたはPay Easy(ペイジー)でのお支払いが可能です。

また、「③毎月の請求書発行」を利用するためには下記の条件を満たしている必要があります。

・会社を登録してから 1 年以上が経過していること。
・有効な Google 広告アカウントを 1 年以上良好な状態で保有していること。
・過去 12 か月のうち、お支払い額が 50 万円以上(この額は国によって異なります)の月が 3 回以上あること。
参考:毎月の請求書発行によるお支払い方法を申し込む – Google 広告 ヘルプ

つまり、これからGoogle広告を始める場合は「➀自動支払い」一択となり、この自動支払いでは、クレジットカード支払いとなります。
Google広告について詳しくはコチラ

Yahoo!広告の支払い方法
Yahoo!では検索広告、ディスプレイ広告ともに、広告掲載前に広告費用を入金する「前払い方式」となっています。また、支払い方式は「自動入金」「自動入金(月定額一括入金)」「手動入金」から選択できます。

自動入金:残高が減少すると自動的に入金が行われる
自動入金(月定額一括入金):設定した金額を月に1回、毎月1日に入金する
手動入金:残高の状況に合わせて、その都度入金する

支払い方法はクレジットカードと銀行振込の2種類あります。銀行振込は手動入金の場合にのみ選択できます。

ただ、銀行振込の場合は次の2つがデメリットとなるので注意しましょう。

・入金のタイミングが即時ではなく、振り込みから3営業日後
・振込手数料は企業側負担

手動入金の場合、入金漏れ(遅れ)による広告出稿が停止してしまう可能性があります。また、一旦停止した後の再出稿にも時間がかかるので注意が必要です。
Yahoo!広告の支払い方法についてはコチラ

Facebook広告・Instagram広告の支払い方法
Facebook広告も自動決済と手動決済が選べます。
そして、利用できる支払い方法は次の3つです。

・クレジットカード(クレジット機能付きデビットカード)
・PayPal
・オンライン銀行振込 ※手動決済

手動決済の場合、残高がなくなると広告が停止されてしまうので、その点は注意が必要です。クレジットカード払いなら、その心配はありません。

また、Instagram広告もFacebookページから設定できます。
Facebook広告の支払いについてはコチラ

LINE広告の支払い方法
LINE広告も「自動決済」と「手動決済(請求書払い)」から選べますが、どちらも支払い方法はクレジットカード一択となります。

LINE広告の支払い方法についてはコチラ

Twitter広告の支払い方法
Twitter広告も支払い方法は基本的にクレジットカード一択ですが、自動支払いのほかに請求書払い(「IOリクエスト」)も申請すれば利用可能です。

ただし、請求書払いには下記のような利用条件があります。
・1ヵ月あたり50万円以上の広告出稿をしている
・海外送金が伴い、手数料は企業側が負担

また請求書も全て英語表記となり、海外送金による手数料がかかるため、自動支払いによるクレジットカード決済が一般的です。
Twitter広告の支払い方法についてはコチラ

広告費をクレジットカード払いにするメリット

クレジットカードは全ての広告媒体で支払いが可能なだけでなく、次のようなメリットもあります。

➀ ポイントが貯まるorキャッシュバックがある
② いつでも即時でお支払いができる
③ 資金繰り対策になる

それぞれについて解説します。

メリット➀ ポイントが貯まるorキャッシュバックがある
クレジットカード払いの最大のメリットとも言えるのが、ポイント還元もしくはキャッシュバックです。

クレジットカードによってポイント還元率(キャッシュバック率)は異なりますが、おおむね0.5%~1%です。1年間に500万円を広告費として支払っている場合、2万5,000円~5万円分が還元されることになります。つまり、「カード決済」が「経費削減」にもなるのです。使う金額が大きいほど、その恩恵も大きくなります。

また、クレジットカードによっては、ポイントもしくはキャッシュバックを自動で行ってくれるので手間もかかりません。使っているだけで「経費削減」になるのは大きなメリットです。

メリット② いつでも即時でお支払いできる
広告費の支払いを銀行振込にしている場合、振込は銀行の営業時間によって左右されるので、すぐに入金ができず、場合によっては広告配信が止まってしまいます。スピード感が大事なWEB広告では大きなデメリットといえます。

その点、クレジットカードは即時で支払えるので、そういった心配はありません。また、銀行振込は振込手数料が発生しますが、クレジットカードは支払い手数料がかからないのでコスト面でも優れています。

メリット③ 資金繰り対策になる
WEB広告の売上は成果発生から1ヵ月~2ヵ月後に入金されるのが一般的です。すぐに入金されるわけではないので、銀行振込で広告費を支払っている場合、そのタイムラグによって一時的に資金不足に陥る可能性があります。

クレジットカード支払いなら請求は利用から1ヵ月~2ヵ月後です。WEB広告の売上から入金までのスパンと同じ、もしくはそれよりも長いため、資金難に陥ることはありません。

WEB広告の運用において、計画的なキャッシュフローを行えるのもクレジットカードの強みです。

広告決済用のクレジットカードは法人カードに限る

最近はGoogle広告の新規アカウントでの決済方法が「自動支払い」のクレジットカード決済一択にするような動きもあるように、クレジットカード決済が一般的になっています。

しかし、広告決済用のクレジットカードを選ぶ上で注意点があります。それは個人用クレジットカードではなく、「法人カード」を選ぶことです。個人用クレジットカードは広告決済に適さないだけでなく、場合によっては利用規約違反になる可能性があるからです。

法人カードと個人カードの違い

法人カードと個人カードの主な違いは次の通りです。

  法人カード 個人カード
限度額 高い 低い
設定口座 法人口座(個人口座も可) 個人口座
サービス 法人向け 個人向け

法人カードの限度額は高額な経費決済にも対応できるよう、高めに設定されています。また、付帯サービスも海外損害保険や会計サービスとの連携などビジネス向けとなっています。

法人カードのメリット

そして、法人カードを広告決済用として利用することには次のようなメリットがあります。

メリット➀ 限度額が高い
広告決済用としては欠かせない要素です。限度額が不足して、広告配信が止まることがないよう、限度額はできるだけ高いものがおすすめです。

メリット② 経費管理がしやすい
法人カードで経費を支払えば、利用明細でいつどこでいくら使ったのかが分かるため経費の管理は楽になります。また、会計サービスと連動するサービスがあれば、さらに経費管理にかかる手間や時間は削減できます。

広告決済用として利用する場合もどのタイミングでいくら使ったのかだけでなく、過去の決済金額も把握できるため運用する上では強い味方になるでしょう。

広告決済におすすめのクレジットカード

広告決済用のクレジットカード選びで悩んでいる方におすすめなのが「セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カード(以下、セゾンプラチナビジネス プロカード)」です。

セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特徴

セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特徴
基本情報
年会費 27,500円(税込)
入会資格 個人事業主または経営者の方、会社員(学生、未成年を除く)
ポイント還元率 キャッシュバック還元:1%
(orスキップ払い)
発行期間 約1ヵ月
海外旅行傷害保険 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円

法人カードとして充分なスペックを持つセゾンプラチナビジネス プロカードですが、広告決済用としてもおすすめです。

おすすめポイント① 1%キャッシュバック
高額な広告費を決済する上で、還元率は非常に重要なポイントとなります。

セゾンプラチナビジネス プロカードは、1%のキャッシュバックを受けられます。1%の還元率は法人カードとしても高水準であり、自動キャッシュバックなので手続きの手間も必要はありません。

おすすめポイント② お支払いを最長84日後に設定可能
計画的な資金繰りを行う上で支払い日が調整できるのは嬉しいポイントです。

例えば、WEB広告の売上入金が成果から2ヵ月後だった場合、その2ヵ月間で資金不足になる可能性があります。その際、支払い日を2ヵ月目以降にすれば、その心配はありません。

ただ、このサービスは1%キャッシュバックとは併用できないので注意しましょう。

おすすめポイント③ ゆとりのご利用枠
広告決済用としての充分な限度額を設定できるのもセゾンプラチナビジネス プロカードの強みです。また、カード毎に利用枠を設定できるため、「広告決済用」など用途ごとに作るのもいいでしょう。

おすすめポイント④ 経費管理業務の負担が軽減
セゾンプラチナビジネス プロカードでは、最長15ヵ月分の利用明細が確認できます。広告決済用として利用する場合は「データ」としても活用できるでしょう。

また、明細データはPDFやCSVでダウンロードが可能なため会計サービスとも連動させやすく、経理業務も効率化できます。

お申し込みの流れ

お申し込みの流れ

セゾンプラチナビジネス プロカードの申し込みの流れは上記の通りで、申し込みから3週間後に発送します。
広告決済用として、最適なクレジットカードをお探しの方はぜひご検討ください。
セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カードの詳細はコチラ